ワンマンライブ!来週です!!

いよいよ来週です!!お時間あったらぜひ一緒に楽しんで下さい〜 メッセージお待ちしております。 ■【MOG・ランダム独演会 VOL.17〜葉下桃真子アコースティックワンマンLIVE〜】 2017年5月24日(水) 高田馬場「JET ROBOT」 出演:葉下 桃真子 open 19:30 start 20:00 1stステージ=20:00 2ndステージ=21:00 料金 ¥2,000(D別¥500) サポートギター ピアノ 水田達巳 東京都新宿区西早稲田3-28-1 RICOSビルB1F TEL?03-3423-4788 ※録音及び、写真・動画撮影禁止。ご協力のほどお願い致します。

諜報員Zの「根拠のない高血圧・その2」

■フラミンガムでの長期大規模調査の結果

下のグラフ(写真)は年令による血圧の変化です。

米国フラミンガム市で戦後すぐの1948年から50年以上にわたって行われた長期調査の結果で、世界的にも有名な大規模調査です。

(中略)

「年齢別の血圧分布」は、たとえば神戸市なら神戸市で老若男女の何千人もの血圧を測定して、それを年齢別に並べると得られます。

しかしそれは年齢別の分布ではあっても、一人の人の経年変化をではありません。

フラミンガム調査の大きな特徴は、50年以上にわたって2000人以上の同じ人々を調査した結果だということです。

つまりこのグラフは、人の血圧は50年の加齢とともにどう変化するか、という経年変化を何千人もの実例で示しています。

★このグラフは、人間という生き物の加齢による自然な血圧の変化を明確に示しています。

■血圧の絶対値には民族や生活習慣の差があるのでしょうが、このグラフから、人は年齢とともに血圧が上がることがはっきりと分かります。

85才での平均血圧は160を越えていて、それでみんな生きているのです。

これらの人々は老化により血流が悪くなって血圧を上げる必要が生じ、

それに体が正しく反応して血圧を上げることが出来て、長生きしてきたなです。

これが人間の自然で正常な姿なのです。

(中略)

続く

庭にスズランが咲きました!

うちの庭には、スズランが生えています。このところ、それが見ごろになりました。結構たくさんありまして、ちょっと綺麗です。それと同居するようにコゴミもたくさん出ています。コゴミというのは、一般的な食材なのでしょうか。長野県では、この季節スーパーでも普通に売っている食材です。ワラビのようなぬめり感がかすかにあり、季節感満点です。山菜の一種となっていますが、実際にはうちの庭でも普通に出てきます。というより、この季節いくらでも出てきて、希少感というかありがたみが出るのは最初だけ。テンプラ・マヨネーズ和え・ゴマ和えなど食卓をにぎわせてくれるのですが、ちょっとこのところ厭世観が漂い始めています。飽きた、ということですね。

私は山菜が大好きで、やはりテンプラが一番なので、春は油の摂取が一年でダントツに多くなります。これから夏に向けて太っちゃったらどうしよう! …と、毎年思いながらテンプラを食いまくっています。揚げたての熱々のテンプラを口にほおばり、そこへ冷たいビールを流し込む…! たまりませんな!

スズランには毒性の高い成分が含まれていて、過って食べると、死に至ることもあるくらいの甚大なダメージを被ります。スズランはコゴミのすぐ脇にあるので、収穫時混在しないよう十分注意しております。でもそんな毒を含みながらもメルヘンチックな雰囲気と、鼻腔をくすぐる爽やかな芳香が漂っていて、ほんとうに不思議な花です。

ということで最初の2枚は季節感あふれる我が家の庭です。

3枚目ですが、先日訪れました北竜湖畔に広がる森の中で撮った写真です。藪の中になにやら奇妙な花が咲いておりまして、珍しいので写真に撮りました。

私は野山で花や動物の写真を撮るのが大好きですが、そのわりには名前を知りません。どなたか、この花の正体をご存知の方がいらっしゃいましたら、ぜひご教示くださいませ。

奥華子ニューアルバム『遥か遠くに見えていた今日』ファーストインプレッション

【総評】

正直、前作『プリズム』の上がりがあまりにも良かったので、アレを超えるのは難しいかなと思ってました。

でも、想像していたものよりも3倍、いや5倍は良いものになっているように感じました。

前作と比べてどちらが上とかそういうのではなく、どちらも胸を張って「これがぼくの大好きな奥華子だよ」と言って他人に薦められるアルバムです。

この2作はどちらも素晴らしい。

強いて言えば、先ずは最新作であるこちらを聴け、といったところでしょうか。

ファーストインプレッションでは、音も良かったです。

マスタリングはTEMAS Mastering Studioのシバ アキヒロ氏?(漢字不明)

レコ発のフリーライブも始まっていますので、少しでも興味を持たれた方は、是非足を運んで彼女の生歌を聴いてみてください。

http://okuhanako.com/information/post-3033/

以下、1曲ずつ個別にファーストインプレッションをば。

「Rainy day」

今やると、こうなるんですね。

どうやるのが正解だったのかは分からないけれど、先ずは、華子さんに最大限の感謝を。

その上で。

ベースはもっと抑え気味の方が良かったな。

そしてドラムはもっとハードな方が良かったように思います。

無理を承知で言うと、ブライアン・ダウニーが叩いていたら、どうなっていたかなぁとか。

ちょっとポップに寄り過ぎに感じました。

もっとタイトで重くて鋭い方が良かったのでは。

リズム隊が、まるで1stアルバムの頃に先祖返りしちゃったみたい。

ギターのアレンジは、あまり情熱的にやるよりはこの方が良かったのかな?

だとしたら、このアレンジで行くのなら、もし鬼怒無月さんが弾いていたらどうなっていたのだろうなぁと、どうしても、やっぱり、考えてしまった(特にサーカスチックな運指の所とか)。

それでも、想像していたものより3割増しでいい上がりになってました。

「恋のはじまり」

Aメロが坂本真綾の「a happy ending」みたいで好きです(笑)。

「Rainy day」から「愛という宝物」、というか、このアルバム、今の奥華子に繋げる曲なんですね。

2分の曲。

なるほど。

「愛という宝物」

ちょっと全曲ライブのせいで(苦笑)、食傷気味になってた曲の一つ。

曲自体はいいんですよ。

勿論詞も、アレンジも。

だから、とてもいい曲です。

「プロポーズ」

イントロが一瞬「手紙」かと思った。

と思ったら、歌が始まっても「手紙」かと思った(^_^;)

でも、この曲もとてもいいです。

あまりいい表現じゃないと思うけど、垢抜けた「手紙」って印象(「手紙」は「手紙」で、あの懐かしい感じがいいし、大好きな曲ですけどね)。

あと、なんか、ピアノ(キーボードのようだけど)がボンついたり音像が無駄に膨らむことなく、ちゃんと重い音でイイですね。

「彼女」

ギター、いいじゃないですか!

ヴァイオリンのアレンジもGood。

曲も素晴らしい。

ただ、ドラムがやっぱりポップでしんどい。

もっとストイックで、もっと必死な感じが欲しいんですよね。

どこか余裕というか、スカした感じがあって、ぼくは好きじゃないです。

こういうライトなアレンジで全然いいんですけどね。

もっともっとストイックで全身を使ってる感じで目が据わった(?)感じが欲しい。

「365日の花束」

静かに始まる曲が続きます。

ナイス

抑え気味のBメロのアレンジも大正解。

サビもとてもいい。

ここまで捨て曲ナシ。

華ちゃんの歌唱も、ここまでどれも正答で、こんなに上手かったっけ?(失礼)

曲や詞との一体感がスゴイ。

抑え気味のままとても抒情的で思いがのこもった歌唱。

ライブではなくスタジオでこれが録れれば、御の字。

キミの花

ここでこの曲が来るのか。

一気にガラッと雰囲気が変わったな。

この曲自体はとても好きなんですよ。

アレンジもいいし、キャッチーなポップロックバランスもとてもいい。

でも、シングルで聴いた時は、唯一華ちゃんのボーカルだけが少しモタって聞こえたんですよね。

モタってたというか、なんか無理してこういう曲を歌ってる感じというか。

でも、よりワールドというかゾーンというか、“奥華子”が支配的なアルバムで聴くと、そこまで気にならないかな?

大サビ前のキーボードソロは、もっと憑りつかれたようなハジケた感じでやった方が良かったような気はします。

「ほのぼの行こう」

こういうアレンジ、大好物です!

華ちゃんにも合ってますよね、こういうヨーロピアントラッド(括り広過ぎ?アイリッシュトラッドとか似合うと思うんだけど、これはアイリッシュとかケルティックとか、或いはブリティッシュトラッドともちょっと違うしなぁ)。

「君のためならできること」とか「羽」みたいなの、もっとやってもいいよね。

「思い出になれ」

全曲ライブのせいで食傷気味になってた曲Part.?(苦笑)。

でも、これもムチャクチャいい曲なんですよ。

詞もいい。

なぜだろう、シングルよりももっと落ち着いた感じに聴こえますね。

このシングルって、もっと売れても良かったよなぁ。

なんでみんなもっと奥華子を聴かないんだ(無茶を言う)。

なんでもっとみんな奥華子を知ろうとしないんだ(無茶でも言う)。

これが、ぼくが愛してやまない奥華子なんだよ?

スゲェだろ?

「最後のキス」

シングルでは一応両A面だったもののB面的な感覚で、どうしてもこれまでの一般大衆が抱く奥華子のイメージを再生産した曲の一つって印象に感じてたけど、この流れで聴くと丁度いい。

この曲で、このメロで、このアレンジで、この位置の収録で、これ以外にないというくらい丁度いい。

……まぁ、実はそれは完全に予想通りなんですけどね。

こうなるだろうと思ってました。

そしてそうなってよかったです。

「Mail」

KAWAI SpectraとSM57による「小さな星」や「その手」などのようなインディーズ時代のテイスト感(?)がスゴイ!

これですよ!

これなんですよ!

奥華子はッッッ!

でも、楽曲は今の奥華子

それも花マルです!

やっとウェルバランスの今の奥華子の楽曲じゃないですか?

「アイスクリーム」

あれ?

なんか、新しい?

それも、とても好きな感じです。

クリーントーンのギターが少ししんどかったけど(これも鬼怒さんが弾いてたら絶対に音以上の部分が凄くてもっと良くなってたと思う)、サビなんかゼクシィのCMに使えよリクルート

頼むから。

「スタンプラリー」

うーん、やっぱり1曲はこういうのが欲しいんですね。

ぼくは苦手なんだけど(^_^;)

でも、アレンジで一部変則的なビートを入れてきてて、しかもアウトロに酒場チックなストリングスアレンジもあって、十分聴けました。

「遥か遠くに」

〆にしてアルバム表題曲(?)。

構成としては「またこのワンパターンですか」なんだけど、メチャクチャいい曲です。

『プリズム』序盤に入ってたような曲を盛り上がる大トリに仕上げてきた感じ。

詞は愛すべき永遠に変わらない奥華子がそこに居ます。

ずっと誰かに届きます。

ぼくにも届きます。

ぼくも届けます。

“川のように愛が安全に自らの海を見つけられ”“今一つで完成するあらゆるものが仕上がり”(by Tommy Heart)、お互い、その一人が見つかって、そして見つかるだけではなく、ちゃんと人生の中で手にして生きていけますように。

切に願います。

以上、ファーストインプレッションでした。

2週目聴いたり、或いはヘッドフォンで聴いてみたら、また評価は全然変わるかも知れません。